忌野清志郎氏を追悼する意味で、よくモンキーズのカバーである「デイドリームビリーバー」が巷では流れてます。この曲が持つ普遍性を忌野清志郎氏はよく分かっていたんだなあと思います。 この曲が発表されたのが1968年。実は私が生まれた年でもあります。つまり41年前の作品なんですよね。そしてこの曲が収録されたアルバムが「The Birds, the Bees & the Monkees」。モンキーズ、通算5枚目のアルバムです。このブログで最初にご紹介したのがこのアルバムなのですが、その時の記事があまりにもお粗末なので、ここに改めてこの素敵なアルバムをご紹介したいと思います。
カントリーロックの祖、マイク・ネスミスがサイケに挑戦した②「Auntie's Municipal Court」は骨太なモンキーズ流ロックですが、エンディングではサイケがかったサウンド処理が施されてます。ヴォーカルはマイクではなく、ミッキー・ドレンツ。前作でもサイケ的なマイクの楽曲をミッキーが歌ってました。こうした楽曲はミッキーの声が合いますね。ハリー・ニルソンがキーボードで参加。
キャロル・ベイヤー作の③「We Were Made For Each Other」も①と同様にデイビーの甘いヴォーカルが堪能できる素晴らしいバラードです。
スタジオ・ミュージシャンの演奏をバックにして歌う初期の楽曲も良いのですが、ロック・バンドとして目覚めたような印象を受ける『Headquarters』以降のモンキーズのアルバムには興味深いナンバーが揃っています。もともと4人にとってアイドル・バンドは世に出る手段。ことにミュージシャン出身のマイク・ネスミスとピーター・トークは「やっと本来の自分たちの姿を表現できる」といった意気込みを持っていたと推察されます。この『The Birds, The Bees & The Monkees』はマイク・ネスミスの個性が炸裂し、カントリーのみならず「Magnolia Simms」のようなノスタルジックな曲も作れることを披露したアルバム。この曲はノイズや針とびが効果として使われているので、購入者の中には不良盤とのクレームを付ける人がいたのではないかと思われますね。
惜しむらくは4人揃っての演奏が激減し、スタジオ・ミュージシャンの起用に戻ったこと。高度な演奏が求められる曲が増えたことも一因でしょうか。
このアルバムのLPレコード、私も持っています。高校に入った頃だったか、知り合いの女学生が”もうあまり聴かないから"とか言ったので、安く譲ってもらったものです。当時の日本発売故に、A面1曲目「Valleri,」B面1曲目「Daydream Believer」とヒット曲を上位に配置した仕様でしたね。「Dream World」「We Were Made For Each Other」も含めて、のデイビーの甘美で艶のあるボーカル,マイクが4曲提供、ミッキーも彼らしい歌い方、240さんご指摘のように、ピーターはどこにいるのでしょうか?