アサイラムのリンダ・ロンシュタットが爽やかなカントリーアルバムを発表していた頃、バーバンクのリトル・フィートはねちっこいスワンプなアルバムを発表してました。アメリカン・ミュージックは奥深いものです。
そのリトル・フィートですが、アルバムを2枚発表後、ベースのロイ・エストラーダが脱退してしまいます。その後加入してきたケニー・グラッドリー、そしてパーカッションのサム・クレイトン、更にセカンド・ギターにポール・バレールも加わり、6人組としてこの名作を発表します。ケニーとサムはスワンプロックの代表格、デラニー&ボニーに在籍していた人物ですので、少なからずスワンプなウネリをこのバンドに持ち込んだものと思われます。
以前のリトル・フィートの記事(
「Waiting for Columbus」(1978)」 )にも書いたのですが、このバンドのもうひとつのキーが、リッチー・ヘイワードのうねりのあるドラムと思ってます。そのリッチーのドラムスタイルの原型がこのアルバムにあり、明らかに6人組の効用が現れていますね。
ルーズなサザンソウルで、今やこのバンドの代名詞にすらなってしまった①「
Dixie Chicken 」。学生時代はこのノリ、田舎臭い音に全く反応出来ませんでした^^。ただ歳を経るにつれて、このうねりに身を委ねる快感を段々と感じられるようになってしまい、今やすっかり愛聴曲となっています。
ボニー・レイット、エミリー・ハリス、ジェシ・ウィンチェスターが参加しているライヴ映像がありました。うねりを堪能してみてください。
しかし私は好きなのは①以上に②「Two Trains」なんですね。イントロこそ、ちょっと怪しげで、ノロノロと曲が進みますが、サビでのファンキーな女性コーラス、ローウェルの強烈なスライドが飛び出し、このバンドの本領が発揮されてきます。彼等の音楽をスワンプと呼ぶには、ちょっと抵抗があるのですが、それは多分にファンクの要素が入り込んでいるからだと感じてます。この楽曲はサザンファンク的なノリで、彼等のグルーヴ感がすごく感じられますね。
と思いきや、「Willing」を彷彿させるフォーキーな③「
Roll Um Easy 」。「Willing」もそうですが、この曲もリンダ・ロンシュタットがカバーしてましたっけ。味わい深い1曲です。
https://www.youtube.com/watch?v=b7TLnRThxL0 ④「On Your Way Down 」のイントロの雰囲気は、いつもバッド・カンパニーを連想してしまいます。バッド・カンパニーとリトル・フィート、一見何のつながりも感じられませんが、音楽的な共通項はありそうです。
https://www.youtube.com/watch?v=PE5Ve0y0m1Y さてこの曲ですが、アラン・トゥーサンのカバーで、ディープなサザンソウルです。いつ聴いてもハードボイルドな雰囲気を持った楽曲だなあと思ってしまいます。
後にバンド再結成後の正式メンバーとなるフレッド・タケット作の⑥「
Fool Yourself 」は、それほどディープ感のないスワンプ系ロック。こうしたカラッとしたサウンドは、広い大陸を連想させ、リトル・フィートがアメリカンバンドと呼ぶに相応しいバンドだなあと思ってしまいます。
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