60年代前半、ウエストコーストを中心にサーフィン・ホットロッドミュージックブームが巻き起こり、ビーチボーイズを筆頭に多くのバンドが活躍しました。ブルース&テリーもそんななかの一組であり、メンバーのブルース・ジョンストン、テリー・メルチャーは後にウエストコーストミュージックに重要な足跡を残していきます。ブルースは5人目のビーチボーイズとして、テリーはバーズのプロデューサーとして・・・。
ビーチボーイズが大好きな私は、あくまでも本家ではないブルースなんですが、その控えめな態度とドリーミーな楽曲に好感を持っており、1972年にビーチボーイズを(一時的に)脱退したことは、ビーチボーイズにとっても大きな痛手であったと思ってます。
ブルースはその後、盟友テリーが設立したイクイノックス・プロダクションでプロデューサーとして活躍。
Barry Mann 「Survivor」なんかが有名ですね。
そして1977年、満を持して自身3枚目となるソロアルバムを発表します。

プロデュースはゲイリー・アッシャー。ヴォーカル・アレンジがカート・ベッチャー。そしてジャケットはなんとジャン&ディーンのディーン・トレンスが携わったもの。旧友勢ぞろいですね。
ブルースの代表作といえば①「
I Write The Songs(歌の贈りもの)」でしょう。
もちろんバニー・マニロウやデヴィッド・キャシディが大ヒットさせて超名曲ですが、ここではピアノをバックに簡素なアレンジでブルースが歌い上げます。アルバムトップとしては非常に地味ですが、逆に曲の良さが引き立ちます。ブルースらしい控えめなアレンジがいいですね。
②「Deirdre」はブルースがビーチボーイズに提供した楽曲。
この曲大好きなんですよね。ビーチボーイズヴァージョンも素晴らしい作りですが、ここでの力強いディスコ・ポップス風アレンジが好みです。ちなみに「Deirdre」が収録されたビーチボーイズのアルバム
「Sunflower」は70年代ビーチボーイズの最高傑作であると思ってます。
本作にはもう1曲、ビーチボーイズへの提供曲のセルフカバーが収録されてます。言わずと知れた⑥「
Disney Girls」。ブルースの声は力強さに欠け、ちょっと甘いトーンが特徴なので、ロックよりもポップスが似合うヴォーカルと思いますが、この楽曲、ブルースの甘いヴォーカルにぴったりなドリーミー・ポップスですね。ブルース一世一代の名曲。
ブライアン・ウィルソンを超えることは誰もできないですが、ブルースのこの曲は、ブライアンには作れないドリーミーポップスの素晴らしさに溢れてますね。
ついでに豊潤なビーチボーイズのコーラスが聴ける本家もアップしておきます。
https://youtu.be/6EmJo2ztmBI?si=mgki27HmBtn11KTOこのアルバムの難点は⑨「
Pipeline」が収録されていること。
https://youtu.be/qJZIQmiQETM?si=MF1Rcmk5DZXXJBwpベンチャーズで有名な楽曲ですが、この当時ブームとなっていたディスコ調で、この曲を仕上げてます。正直①~⑧のドリーミーなポップス路線からは明らかに外れてますね(笑)。このアルバムからはこの「Pipeline」がシングルカットされていることから鑑みると、ブルースはこの曲に思い入れがあったと思われますが、今聴き返すと、このアレンジはどうかなと思ってしまいます^^。
実はこの作品を発表以降、ブルースはソロアルバムを発表していません。再びビーチボーイズへ加入したり、本来のプロデュース業が多忙なこともありますが、素晴らしいソングライターなので、本来であればもっとアルバムを発表していてもいいと思います。如何にも控えめなブルースらしい姿勢ですね。
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