こんなに素敵なコラボだったんですね~。TOTOのファンであり、かつラリー・カールトンの大ファンでもある私ですが、このコラボは殆ど認識してませんでした^^。
もともとフュージョンの世界に私を導いてくれたのがラリーだったんですよね。大学生の頃、彼のアコースティックアルバム
「Alone/But Never Alone」に感動し、以降アール・クルーやクルセイダーズへ流れていきました。
本作は1998年に、ラリーがルークと共に大阪BlueNoteで来日公演したものを録音したもので、臨場感溢れる演奏が楽しめます。

最初にこのバンドのドラムのクレジットを見てビックリしてしまいました。「Gregg Bissonette」。そうです。あのデイヴ・リー・ロス・バンドのドラマーです。野獣デイヴ、スティーヴ・ヴァイ、ビリー・シーンという強烈な面子の影に隠れがちでしたが、スチュアート・コップラートに通じる抜けにいいスネアと、切れのいいドラミングが好きでした。
そしてこのアルバム、スティーヴ・ヴァイのレーベルから発表されているんですね。またよく調べてみると、グレッグは近年ルークやラリーのアルバムにも参加していたんですね。アクの強いミュージシャンが多い中、多分グレッグって人のイイ方なんでしょうね。人脈もそれだけ幅広く、強い絆で結ばれているような気がします。
すみません、脱線してしまいました^^。
本作は収録曲が5曲。ラリーのファーストソロから3曲、ジェフ・ベックとマイルス・デイヴィスのカバーが1曲ずつといった構成です。
そしてその1曲目がジェフ・ベックの「The Pump」。名作「There and Back」に収録されていた1曲で、この前のベック自身の来日公演でも披露されてました。
ラリーがベックの曲を弾くとは・・・。でもこれが意外と熱い演奏なんですよね。変幻自在にギターを弾きまくっているのはラリーかと思っていたら、ルークのようです。この曲に関してはルークが引っ張っているんですね。
②「Don't Give It Up」は激しいシャッフルナンバー。このテのギターリフをルークが弾くとかっこいいですね。ラリーの原曲はフュージョンとして捉えられますが、ここでの演奏はAOR系ロックっぽいですね。
このギターリフを聴くとなぜかKeaneの「Tryin' To Kill A Saturday Night」を連想してしまいます^^。
YouTubeにこの楽曲のライヴ映像がありましたが、ルークは楽しそうですね。エンディングではルークが自身のギターを鳴らしながら、ラリー(先生)のギターの6弦を右手でいじくっている姿も見られ、いかにもやんちゃ小僧という感じで微笑ましいです。
①③④が10分以上のアドリブ合戦となっていますが、ラリーの代表曲である ⑤「Room 335」が5分程度でピタッと終わり、イイ感じで引き締まってますね。
やはり「Room 335」は名曲です。イントロ、ルークが観客を煽るようにこの曲のリフを弾き鳴らします。じらしながら、ようやくドラムカウントでスタート。軽快なフュージョンですね~。
この曲を聴きながら、フッと思い浮かんでしまいました。この曲、スティーリーダンの「Peg」に酷似していると。間奏部分とか、もろ「Peg」のような気が・・・。周知の事実でしたらスミマセン^^。
それにしてもラリーのギター音色の美しいこと・・・。青空の下、ドライブに行きたくなってきました。
ステージとの一体感が感じられる素晴らしいライヴアルバムですね。