AOR屈指の名盤。キャロルとバート・バカラックの絶妙なコラボ・アルバム。本作品は私の愛聴盤のなかでも本当にベスト3に入る名盤と思ってます。
1981年発表。キャロル・ベイヤー・セイガーは作詞家として著名で、古くはモンキーズにも提供しております。自身は1977年にソロデビュー。
このデビューアルバム(「私自身」)も非常にクオリティが高いのですが、本作品はバート・バカラックとの共同作品、アルバム全体に一つの流れがある(メドレー形式です)等、特筆すべき作品となっております。

リチャード・ペイジ、スティーヴ・ジョージのペイジス組がコーラスで盛り立て、バックはデヴィッド・フォスター、ジェフ・ポーカロ、リー・リトナー、リー・スカラー等当時のAORには必ず名を連ねる、凄腕メンバーが支えてます。
楽曲は極めてソフト。夜、一人で聞く音楽って感じでしょうか。
私が好きなのは⑧表題曲「真夜中にくちづけ(Sometimes Late At Night)」、そして⑨「Wild Again」。両曲とも最高級のバラードです。それがメドレーで繋がれているのです。⑨はリチャード・ペイジがキャロルの頼りなげなボーカルをしっかりサポートしてます。
この作品発表後、キャロルとバートは結婚しますが、後に離婚。この作品制作中は非常にホットな時期であったことは、この作品を聞けばよく分かります。
この世紀の名盤は是非聞いてい見てください。キャロルのボーカルは、最初聞かれた方は「下手??」と思われるかもしれません。でもこれが彼女の個性。結構病みつきになるでしょう。