GW最終日はあいにくの天気でもあったので、Amazon Primeで音楽系ドキュメンタリーをチェックしていたところ、「リンダ・ロンシュタット サウンド・オブ・マイ・ヴォイス」と「ローレル・キャニオン 夢のウェストコースト・ロック」を発見。Amazon Primeはやはり凄いですね…。ということで2本立ての映画を堪能。
リンダのドキュメンタリーを見て、改めてリンダ・ロンシュタットって幅広い音楽を歌っていたんだなあと実感。オペラまでやっていたんですね。我々世代だと、リンダがジャズに挑戦した「
What’sNew 」が印象的ですが、あれもジャズが好きだった母親が亡くなったこともあり、レコード会社の重役の反対を押し切って制作したとのことで、リンダの強靭な意志を感じました。
それから随所に登場するJ.D.サウザー。リンダとの同棲生活の中、毎日フランク・シナトラのアルバム「Only The Lonely」を聞いていた話。アレンジはネルソン・リドル。このアルバムの中に「What's New?」は収録されております。J.D.はリンダの「What's New?」を聴いたとき、きっと同棲生活を思い出していたんだろうなあと感じました(そういう表情をしていた)。
リンダのドキュメンタリーは様々なが楽曲が演奏シーンと共に流れてきますが、印象的だったのはストーンズのカバーの「ダイスをころがせ」。今回はこの曲が収録されたアルバムをご紹介致します(ジョージをご紹介するつもりだったのですが、リンダの映画が素晴らしかったので…)。
本作はリンダの8枚目のアルバム。邦題「夢はひとつだけ」。盟友アンドリュー・ゴールドは自身のソロ作に専念するために不参加となりましたが、ケニー・エドワーズ(B)、ワディ・ワクテル(G)、そして今回はリック・マロッタがドラムを叩いてます。
ジョン・コッシュが手掛けたジャケットが素晴らしいですね。プロデュースはお馴染みピーター・アッシャー。 まずは挨拶代わりに力強い①「It's So Easy 」。 https://www.youtube.com/watch?v=__627t2bzJM バディ・ホリーのロカビリーナンバーを見事にロック風にアレンジ。 アップしたライブ映像はレコ―ディングと同じメンバーでの演奏ですね。ギターのワディ・ワクテルの隣でコーラスを取っているのはピーター・アッシャーでしょうか(間違っていたら訂正します)。ピーター&ゴードンでヒットを飛ばしていた実力者だけあって、上手いですね。
それにしてもリンダの力強いヴォーカルが冴え渡ってます。
J.D.は1976年発表の「
Black Rose 」の中で、この曲を発表しております。この頃は、リンダとJ.D.の関係は終わっていたと思われますが、それでもこの曲をセレクトしたところに、リンダのプロ意識を感じます。またJ.D.はこの曲ではなく、後でご紹介する曲でリンダとデュエットを披露しておりますね。
やはりこの曲はシンプルにリンダがしみじみと歌うのがピッタリ。ダン・ダグモアのスティール・ギターも沁みますね。
あまり意識して聴いてなかった曲ですが、ドキュメンタリー映画でリンダが歌っているのを見て、いい曲だなあと感じました。彼女の変幻自在な表現力って魅力的ですよね。特にこのライブでの歌唱力、曲に引き込まれてしまいます。ライブではケニー・エドワーズがコーラスを務めてますが、レコ―ディングバージョンではドン・ヘンリーが務めてます。
B面における「It's So Easy」といったところでしょうか。こちらもリンダらしい力強いロックです。
あと歌詞にYokohamaと出てきます。英語の中に日本語が少しでも混じっていると、すぐに聞き取れますね。
ワディ・ワクテル作のバラードの⑧「Maybe I'm Right 」。
ライブではワディがデュエットしておりますが、レコ―ディングではJ.D.サウザーが歌ってます。
デュエットは後段のごくわずかなパートです。そしてその最後の歌詞はこのようなものです。
♪ And I Just want to know if he's happy ♪
自分のわがままで去っていった彼。今は幸せなのだろうか?
これってリンダとJ.D.の関係そのものじゃないですかね。ワディもその点を踏まえてこの曲を書いた可能性もあります。そして歌っているJ.D.は何を思ったのでしょうか。
そしてローリング・ストーンズの超有名曲の⑨「Tumbling Dice 」。
ドキュメンタリーでも効果的に使われておりました。自分の気持ち、鬱憤を晴らすような楽曲が「ダイスをころがせ」だったわけです。
♪ みんな私を狙ってる イカれた尻軽だとね ♪
この曲はリンダのパンチある歌唱力もさることながら、ストーンズを愛してやまないワディ・ワクテルのギターがカッコいい。後にワディはキース・リチャーズのソロプロジェクトに関わることになるのですが、それくらい彼はストーンズ・フリーク。後にリンダは、この曲はワディのアドバイスに助けられたと語っておりますね。
本作はリンダの人気がピークに達した頃の名盤です。ちょっと前のアンドリュー・ゴールドが在籍していた頃のメンバーからこの頃までが、バックのメンバーとの相性も良かった時期だったのかもしれません。
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GWはやっぱり大滝さん(笑)。特段GWとは脈絡もないのですが、2025年5月号のレココレが「ナイアガラ・レコード50周年」の特集でしたので。
私の社会人生活における初任店の食堂のおばちゃんが、大滝先生の叔母にあたる方でした。「詠一は変わった子だった」と仰ってましたね(笑)。なので勝手に大滝先生には親近感をずっと抱いておりました。
さて、そのレーベルから1975年4月に発表された最初のアルバムがシュガー・ベイブの「
SONGS 」でしたが、その1か月後に発表されたアルバムが本作でした。そう、今月はまさしく50周年、大滝さんにとっては「
大瀧詠一 」に続くセカンドアルバムですね。
1972年12月31日にはっぴいえんどが正式解散後、大滝さんは新たな活動をCMソングの制作に求め、その環境を整えるべく、福生にてスタジオ環境を整えていきます。本作にも収録されている「CIDER'73」から制作がスタートし、CMソング用に楽曲を相次いで制作。 実際にCMに採用された楽曲が増えてきたこともあり、CMソング集のアルバムを発表してくれるレコード会社を探したものの、全く相手にして貰えず、唯一エレック・レコードが興味を示します。そのエレックとの話し合いの中で、どうせならレーベルを作れば…との話の流れで、1974年12月にザ・ナイアガラ・エンタープライズ社を設立致します(ナイアガラとは大滝さんの苗字から取られたものです)。
ちなみにレーベルとは音楽作品を企画・制作する組織で、レーベルが楽曲の原盤制作の費用を負担していた場合は、レーベルがレコード製作者となり、楽曲の原盤権を持つこととなります。大滝さんはデビューアルバムで原盤権を持つ意義を嫌というほど味わったので、話はトントン拍子に進んだんでしょうね~。
デビューアルバムははっぴいえんどの流れを汲むような楽曲と、ノベルティソング的な楽曲が混在しており、それを細野さんが「中途半端、やるならどっちかに徹底した方がいい」と指摘され、はっぴいえんどと同じことをやっても面白くないと考えた大滝さん、このアルバムからの一連のナイアガラ・ソングはノベルティソング的な楽曲に傾斜していきます。
それが逆に商業的には不発に終わってしまうのですが…(苦笑)。確かに今聴いても、これは(一般的には)ヒットしないだろうなあと思います(笑)。
まずは滝の音から始まる①「ナイアガラ・ムーン 」。
この音ですが、山下達郎とスタッフが華厳の滝で収録した音らしい。この音は最後の「ナイアガラ・ムーンがまた輝けば」のエンディングでも流れてきて、ループのように繋がっていく仕掛になってます。山下達郎のストリングアレンジが美しい楽曲。
③「論寒牛男 」、ロンサムカウボーイと読みます。
ここでの細野晴臣と林立夫の強烈なリズム隊が凄い。軽快なロカビリーに乗っかり、鈴木茂のギターソロも見事。この時代のミュージシャンは凄いですね…。
強烈なファンクチューンの⑦「福生ストラット(パートII) 」。
ウルフルズの「大阪ストラット」の元ネタでもあります。ニューオーリンズ・ファンクですね。 1977年6月20日の渋谷公会堂での貴重なTHE FIRST NIAGARA TOURの映像がありました。大滝さんが動いている(笑)。ステージで大滝さんが何かバラまいてますね。その種明かしはなんと動画の一番最後に出てきます!!
このフェンダーローズ…、いいですよね。これは佐藤博のプレイ。それから鈴木茂のスライドと細野&林のファンキーなリズム隊。心地いい。
バディ・ホリーが存命で、今はやりのベイエリアファンクを歌ったらどうなるか…それを具現化した楽曲。大滝さんらしいアイデアです(笑)。
ご存じ三ツ矢サイダーのCMソングの⑪「
CIDER '73 '74 '75 」。
https://www.youtube.com/watch?v=RKwLWR_Tv_w 三ツ矢サイダーはポップス史だと大瀧さんは語っておりました。なぜか。最初に三ツ矢サイダーのCMソングを手掛けたのが御大、三木鶏郎。そしてこれまた御大筒美京、そして大滝詠一と続き、山下達郎、サザンオールスターズへと続きます。今は生田絵梨花・SHISHAMOですかね。ある意味スゴイ歴史を感じさせる三ツ矢サイダー!
原曲は1931年のジャズナンバーの「Got A Date With An Angel」。でも大滝さんのことですからフォー・フレッシュメンのバージョンを聞かれたいたのだろうと思われます。こうした曲でもリズムが凝っているところが「らしい」。こちらも貴重なライブシーンをどうぞ。
ちなみに当初のナイアガラ・レーベルはシュガーベイブ、ココナッツバンク、大滝詠一の3つの駒で廻そうとしていたものの、2つのバンドが敢え無く解散し、スタートから躓いていきます。そしてエレック・レコードの倒産…。
ただナイアガラはその他にもいいアーチストの名盤を輩出しております。例えば1977年6月に発売されたシリア・ポールのアルバム「夢で逢えたら」。シリア・ポールといえば我々世代はダイヤトーン ポップス ベストテンのDJですよね~。懐かしい…。
このアルバムの中のカバー曲「The Very Thought Of You 」で大滝さんはシリアとデュエットしておりますが、なんとこの曲を披露したライブ映像、掲記にアップしたTHE FIRST NIAGARA TOURでの映像ですが、こちらもシャイな大滝さんが素晴らしい。どうぞご賞味くださいませ。
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トラヴェリング・ウィルベリーズ…、懐かしいですね。
それからこのバンドのVol.2が制作されたものの、レコ―ディング中にロイ・オービソンが亡くなり、新メンバーのデル・シャノンも自殺してしまうという不幸に見舞われ、結局、セカンドアルバムとして発表したアルバムがVol.3となってしまいました。
プロデュースは前作に引き続きジョージ・ハリスンとジェフ・リン。
改めて申すまでもないのですが、メンバーはジョージ・ハリスン、ボブ・ディラン、トム・ペティ、ジェフ・リンの4人です。
軽快なロックンロール。この豪華4人+ドラムのジム・ケルトナーが登場するPV、いいですね~。動画を見なくても誰が歌っているのか分かる個性的な4人の声。個人的にはやっぱりジョージの声が一番ポップに聞こえて、私の好みです。
ここでのリードギターはPVには登場してませんが、なんとゲイリー・ムーア。ジョージがゲイリーのファンで、ジョージ自身がゲイリーに客演を依頼したらしい。
セカンドシングルとなった②「Inside Out 」。環境問題をテーマとした楽曲で、ちょっとポップなメロディを持つウィルベリーズらしい1曲。 マイク1本にボブ、ジョージ、ジェフが体を寄せ合いコーラスするシーンが印象的。もうジョージもトムも亡くなってしまってますが、この映像でも一番若々しく、実際一番年下だったトム(1950年生まれ)が早逝してしまったことが何だか信じられませんね。
古き良きアメリカを連想させるロッカバラード調の楽曲。恋愛における7つの大罪を歌っているのでしょうかね。
こういう分かりやすい曲調のものをボブ・ディランが歌っていることに驚きを覚えます。彼が中心となって書かれたのでしょうかね。
ディランとジョージが歌う⑦「Where Were You Last Night? 」。
こういうフォーキー、かつちょっとジャージーな楽曲って、なんともノスタルジックな感じがいいですよね。特に間奏のギターソロはほのぼのします。
ディラン主導で作った楽曲ですかね。ディランもこういう曲が作れるんですね。
強烈なブギーの⑪「Wilbury Twist 」。
確か後期のレッド・ツェッペリンにもこうしたブギー調の曲があったような気がします。映像を見ていると、メンバー皆が楽しそうですよね。
曲調からすると、ジェフ・リン主導で作った曲かなあ。
最後にウィルベリーズの演奏ではありませんが、2002年にジョージを追悼するために開催されたConcert for Georgeでの「Handle With Care 」をどうぞ。
演奏はトム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズとジェフ・リン、そしてジョージの愛息子のダニー。このジェフが歌うパートはロイ・オービソンが歌っておりましたが、ジェフのヴォーカルがロイそっくり(笑)。さすがは鬼才ジェフ・リン。プロデューサーとして、ウィルベリーズを陰で支えていたのはジェフだったんだろうなあと想像します。 ジョージもいろいろあった人生ですが、晩年にこうした、自身が楽しめる仲間との活動が出来て良かったと思います。
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