音楽の杜:2007
2022-01-16T17:01:36+09:00
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50代の洋楽フリーク。AOR、ソフトロック、フュージョン、ハードロック等、よい曲なら何でも聴きまくる雑食派。好きな音楽を徒然なるままに書き綴っていきます。
Excite Blog
本田美奈子「CLASSICAL BEST ~ 天に響く歌」(2007)
http://y240.exblog.jp/25125045/
2015-12-30T22:51:00+09:00
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2007
もう今年もあと僅か・・・。クラシックでも聴きながら、ゆっくり過ごしたいものです。で、本田美奈子です。
あんな華奢な体からは想像出来ないくらいの素晴らしいソプラノ・ヴォイスの持ち主だった彼女。
実はアイドルとしてデビューした当時、結構好きだったので(もちろんマリリンが大ヒットを記録する前の話ですが)、後に彼女がクラシックの世界にまで活動の領域を拡げたことにはビックリしたものです。
彼女にとっての大きな転機は、1990年のミュージカル「ミス・サイゴン」への出演決定。アイドルとして一世を風靡したものの、その人気も長続きせず、ロックバンドへと活動の幅を拡げるも、商業的にはまったくの失敗(ただしゲイリー・ムーアからの楽曲提供、クィーンのブライアン・メイとの共演など、洋楽ファンからすれば、結構興味深い展開ではあったのですが)。そんな中、「ミス・サイゴン」の、6ヶ月にも及ぶ厳しいオーディションを突破し、彼女はキム役を仕留め、見事にその実力を発揮していくのでした。
そのミュージカルにしても、アイドルに何が出来る??と懐疑的な声もあったと云われています。でも結局彼女は見事にやりきったことで、次への飛躍へと繋がります。折りしもコロムビアの音楽プロデューサーであった岡野氏が、当時、クラシックを現代のリスナーにもわかり易く届けられるシンガーを探していたところで、その二人の出会いから、2003年5月にクラシックとのクロスオーバーアルバム「AVE MARIA」が発表されます。
本作は彼女が亡くなった後に発表された、晩年のクロスオーバー時代のベスト盤。
やっぱり白眉は⑤「アメイジング・グレイス」でしょうか。井上鑑の情熱的なピアノも素晴らしいし、全身で情熱的に歌う彼女のパフォーマンスも素晴らしい。実際にこのパフォーマンスを見ていたら、鳥肌が立っていたかもしれません。
ちょっと切なく、哀しい②「アヴェ・マリア」。能天気に「1986年のマリリン」を歌っていた頃の彼女は、ここには居りません。
私の小学校の下校のテーマソングだったドヴォルザーグの⑧「新世界」。この名曲に付けられた詞は、本田美奈子自身が作ったものです。素晴らしいPVが残されておりました。座りながらこの名曲を歌い上げるパフォーマンス。衣装も美しいし、映像自体も、なんだか神がかった感じがします。
こちらも絶句してしまうくらい素晴らしいパフォーマンスが③「タイム・トゥ・セイ・グッパイ」。原曲はイタリア人歌手のアンドレア・ボッチェリが1995年に発表したものですが、何と言ってもサラ・ブライトマンがボッチェリとデュエットしたバージョンがあまりにも有名。それを本田美奈子と布施明が歌い上げます(このベスト盤には彼女のソロが収録されてますが)。彼女は2000年にシドニーのオペラハウスでこの曲を初めて歌ったそうですが、この映像はその2年後・・・ですね。後半エンディングでの2人のデュエット・・・、すごいですね。
最後はやっぱりこの曲、⑫「この素晴らしい世界」で。絶妙なスライドギターは今剛のプレイ。サッチモの味のあるヴォーカル・ヴァージョンもいいですが、本田美奈子が ♪ 私は思う すばらしいと この世界は すばらしいと ♪と歌うと、ひとつのメッセージとして、胸に響きます。
2003年のアルバム「AVE MARIA」の発表から僅か2年後、彼女は2005年11月6日に亡くなります。もう10年経つんですね。
年末にこうした楽曲を聴きながら年を越すのもいいものです。
皆さん、よいお年をお迎え下さい!
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馬場俊英 「青春映画が好きだった」(2007)
http://y240.exblog.jp/7074257/
2007-09-29T06:54:00+09:00
2008-11-09T15:30:10+09:00
2007-09-29T06:54:15+09:00
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2007
私の敬愛する馬場俊英。今月19日に最新作が発売されました。
10月1日付オリコン週間アルバムランキングで、なんと15位(拍手)!
今回のCD初回盤には、馬場氏の全曲のセルフコメンタリー映像DVDが付いてます。これがいいんですね。馬場氏の1曲1曲の熱い思いが伝わってきます。
本作は馬場氏曰く「前作がメッセージ色の強い、時間をテーマとした縦軸とすると、今回は横軸、つまり様々なシーンを描いた」と語ってます。
確かに今回のアルバムは強いメッセージよりも、多様な音楽性が耳を惹きますね。浜田省吾や山下達郎、aikoや村田和人など、いろいろなアーチストの音楽を連想させるような、多様な音楽が詰まってます。
ただ1曲目「君はレースの途中のランナー」は、いつもの馬場節が炸裂してます。メロディー、音も馬場さんらしいもの。曲も相変わらず長い(7:01)^^。
♪ バブルの頃に大学生だった 彼や彼女たち
時代の流れに押し出されて 今みんなしがらみの中♪
この一節だけで、このメッセージが我々同世代へ向けたものって分かりますね。
②「青春ラジオ」。馬場氏としては珍しく3分台の曲。この音は好きですね~。
60年代のマージービートサウンド。杉真理や竹内まりやが好みそうな音ですね。ギターソロはモロに60年代のギターソロ。個人的に初期ミスチルもこのテのサウンドが好きでした。
一瞬「青春ラジオ」がまた流れたのかと錯覚してしまうイントロを持つ③「ただ君を待つ」。
馬場さんは「この曲はすごく好きですね」と語ってます。何気ない家の中での出来事を語った歌。
私も純粋にこの曲のメロディーが大好きです。最後の
♪ そういえば僕は 君を愛しているよ ♪
ってところのメロディ・歌詞がいいですね~。
馬場さんのアルバムには野球をテーマにした楽曲がだいたい1曲収録されてますが、今回も⑥「草野球」という、そのものズバリの曲が収録されてます。
草野球の一体感、終わった後の充実感なんかを歌った歌ですが、野球をそれほどやっていない私でもそんな思いが伝わってきますね。
♪ みんな笑顔だった ベースボールゲーム ♪
あと効果的に使われているスティールギターが堪りません。ほろ苦さを醸し出しているような気がします。
今回のアルバムで一番の驚きは⑦「八月のレイン」でしょうね。恐らく本作を聴いた方の多くが同意見ではないでしょうか?
イントロ・・・、えっ、これは山下達郎の世界では??
そうです。思いっきりシャッフルリズムのニューミュージックなんですね~。もともとこのテのサウンドが大好きなので、私は大歓迎です。
2分28秒前後に「キメ」があるのですが、最初レコーディングメンバーがこの曲の譜面を見たとき、皆一様にこの部分にフリーズしたそうです(笑)。
私の大好きな⑫「働楽」。「働楽」とはおちまさと氏が考えたタイトルとのこと。「道楽」ではないんですね~。働くことを楽しむということなんです。
♪ たったひとつの答え探すことに 時間を遣うより
一歩踏み出したその道を 正解にしていけばいい ♪
軽快なロックンロールに、ストレートな歌詞。励まされます。
それからこの軽快なドラムは古田たかし。
馬場さんは「昔から好きなドラマーだった」とのこと。きっと楽しいレコーディングだったでしょうね。馬場さんは古田たかしのドラムを「ヒューマンなロックンロールドラム」と称してます。
私も古田たかしのドラミングは好きですね~。彼はもちろん佐野元春のバンド、The Heartlandのメンバーですが、初期佐野元春のキーは、彼の軽快なドラムだと思ってます。
私のなかではビリージョエルバンドのLiberty Devittoと同じイメージなんですよね。
私のブログを読んでいる方の多くは洋楽ファンと思われますが、馬場さんの今回のアルバムもいいですよ。特に私と同世代の30代、40代の方々には是非聴いてほしいですね。]]>
馬場俊英 「スタートライン 4 SONGS」(2007)
http://y240.exblog.jp/6562895/
2007-07-26T00:09:00+09:00
2007-12-24T22:06:19+09:00
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2007
本日馬場さんのMAXIシングルが発売となりました。今回の目玉はもちろん表題「スタートライン」の再レコーディングヴァージョン「スタートライン~新しい風」。
サウンド・プロデュース&ギターにコブクロの小渕健太郎氏、アコースティック・ピアノに塩谷哲(ソルト)、キーボードに金城綾乃(Kiroro)を迎えたもの。
この「スタートライン」、個人的には何度も励まされました。
歌い始めはこんな感じです。
♪ もうダメさ これ以上は前に進めない そんな日が 誰にだってある ♪
もうこのワンフレーズに完全に引き込まれてしまいました。
そして馬場さんはこうも仰ります。
♪ でも 大切なことはいつも 誰も教えてくれない ♪
そうなんです。落ち込んでいる自分が自分で分かるしかないんですよね。
♪ だから そうだよ くじけそうな時こそ 遠くを見るんだよ
チャンスは何度でも 君のそばに ♪
「スタートライン」はアルバム「人生という名の列車」収録のヴァージョンの方が好きですね。本作の方がオケが仰々しくて、センチメンタル指数が高すぎる気がします。
②「安物」、③は「言いたいことはI Love You」は新曲。相変わらず馬場さんの書くメロディ&詞は心に染みますね。これら2曲もなかなかの水準です。
そして私が本作を購入した最大の理由が④「君の中の少年」のライブヴァージョンが収録されていたからです。
初めて馬場さんを(テレビで)拝見したとき、彼はこの曲を歌ってました。妙に若作りした容姿、アコギの弾き語り、売れないシンガーソングライターか!と思いつつ、歌を聴いていたら、いつの間にか聴き入っていた自分がいました。
何か夢を持ち続けていた過去の自分に戻ったような・・・、そんな感覚ですね。
そしてそのテレビはコブクロや佐藤竹善が一緒に歌ってました。
♪ この街の どこかに今も あの日の夢が眠らせてある
暗闇の向こう側から 少年の瞳が 僕を見つめている ♪
佐藤竹善、楽しそうに歌ってました。そして私も・・・。
この曲も「人生という名の列車」に収録されてますが、サビが短いんですよね。コレはやっぱりライブが一番です。ちなみにこのライブ・ヴァージョン、サビのアカペラで始まります。観客は女性が多いのでしょうか??
エンディングではアカペラを含めたサビのリピート。馬場さんの「どうも有難う!」で曲は終わり、クロージング。
「遠くで 近くで」のインストが・・・。そして丁度7分12秒あたり、女性2名の「ありがとうーーー!」という絶叫が聴こえてきます。このライブ・ヴァージョンを聴くと、その女性の気持ちはよく分かります。
馬場俊英、40歳。私と学年では2つ年上の、ようやくブレイクしかけているシンガーソングライター。妙に親近感が沸いてくるアーチストです。
皆さんも忘れかけている何かを取り戻してみませんか?]]>
竹内まりや 「Denim」(2007)
http://y240.exblog.jp/6255004/
2007-06-06T21:11:00+09:00
2009-08-29T21:02:16+09:00
2007-06-06T21:11:53+09:00
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竹内まりやの新譜が出ましたね。個人的にはそれほど興味はなかったのですが、たまたま聴く機会があり、今ではすっかりヘビロテ化しております(笑)。
多くのブロガーさんが本作レビューされてますので、今更の感もあるのですが、私なりのレビューを残しておきたいと思います。
さて竹内まりやといえば私としては「Natalie」で見せたカントリーフレイバー溢れる曲や、「もう一度」のような山下達郎節全開のポップスが大好きです。本作ではそういった楽曲がフューチャーされている印象ですね。
ベースに竹内まりやのオリジナリティが確りあるなかで、新たにさらりと聴かせてしまうところは、流石竹内まりや&山下達郎です!
①「君住む街角」は意表を付く50年代ジャズオーケストラ風サウンド。実際当時のカバーソングですね。この曲、1曲目に収まるべくして収まったと達郎氏は仰っていましたが、通常このテの曲はアルバムの最後に持ってくると収まりがいいと思われます。ただし本作、やはりエンディングトラックは⑫「人生の扉」しかないでしょうね。この曲の持つ素晴らしさは多くのブロガーさんがご指摘されているので、ここではセンチメンタル・シティ・ロマンスの名アレンジと、まりや嬢の味のある歌詞が素晴らしいとだけ申しておきます^^。これがエンディングトラックに収まってしまうと、やはり「君住む街角」は1曲目しかないでしょうね。
私の大好きな②「スロー・ラブ」。ミーハーと言われようが、やはりこれは竹内まりや&山下達郎流の素晴らしいポップスです!こうしたメリハリの効いたリズムは青山純のドラムでないといけないのですが、なんと本作、青山純氏はドラムを叩いていないとのこと。青山純ファンの私としては、そこだけが納得できません。誰かなぜ青山純が本作で叩いていないのか?、ご存知な方いらっしゃいますか???
この曲のエンディングはいかにも山下達郎らしいアレンジのコーラスが魅力的です。間奏部分の♪Love Love Love~♪のコーラスは、アソシエイションのソフトロックの超名曲「Everything That Touches You」のコーラスアレンジを連想させます。いや絶対にこの曲がベースになっている筈!と一人勝手に思っています(誰も思ってないって??)。
竹内まりや節の③「返信」や⑩「終楽章」、つまり「駅」のようなマイナーバラードって、彼女の十八番ですが、私は苦手です。スミマセン。
カントリー大好きな私としてはやはり⑤「シンクロニシティ」の哀愁漂うスチールギターが心に染みます。これも⑫「人生の扉」同様、センチメンタル・シティ・ロマンスのアレンジがいいですね。
こうしたスタイルの楽曲には、まりや嬢のアルトヴォイスが似合ってます。そうそう、センチメンタル・シティ・ロマンスのドラムは、元シュガーベイブの野口明彦氏だったんですね。業界、狭い世界です。
業界繋がりでいえば、⑦「Never Cry Butterfly」は大学の先輩でもあり、彼女をこの業界に引っ張りこんだ盟友、杉真理の作品で、彼が在籍しているピカデリーサーカスの楽曲ですね。
この曲、本当に味のある作品です。杉さんの曲にしては軽めのポップス然としていなくて、ちょっと骨のある渋い曲です。
竹内まりやのもうひとつの十八番がロッカバラードですかね?(例えば「リンダ」とか)
⑧「ラスト・デイト」は典型的なロッカバラード。このメロディライン、どこかで聴いたことがあるのですが思い出せません。ただこの曲名、ついつい岡田有希子のデビューシングルで、竹内まりやが楽曲提供した「ファーストデイト」を連想してしまいます。こんなことを連想しているのは私だけでしょうね(苦笑)。
⑨「クリスマスは一緒に」のリズム、というかギターカッティングは「プラスティック・ラブ」とそっくりですね。まりや嬢はサンソンで「この曲は達郎のギター・カッティングを入れたいばっかりに書いたようなところがある」と仰ってました。ですからあのカッティングがフューチャーされていて当然なんですね。
う~ん、やっぱり本作いいですね~。気付いたら毎日聴いてます^^。ポップスをこよなく愛する私としては、ややR&Bよりの山下達郎より、60年代ポップス愛好家の竹内まりやの楽曲の方がフィットしますね~。特に②「スロー・ラヴ」はストライクゾーンです。
古くて新しい、まさに美しく色褪せていくDenimのようなフォーエバーな彼女のポップスが大好きです。]]>
aiko 「LOVE LIKE POP add. 10th Anniversary」 (2007)
http://y240.exblog.jp/5811740/
2007-03-31T10:49:00+09:00
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仕事上での節目である今期も無事終了。今まで以上に色々な意味で激動の、かつ充実した期でした。私と関わってくれた方々、本当に有難うございました!
気分も高揚していたので、昨日はわが母校の土手の夜桜を見て帰った次第。夜桜ってなかなか風情があっていいですね~。一緒に居た方が、「木に花が付いているように咲くのは桜くらいですね」と仰り、「それってどういう意味だろう??梅とか、いろいろあるような気もするが・・・」と考えていたら、あっという間に土手を通り過ごしてしまいました^^。
さて数日前に発表されたaikoの最新DVD。aikoのステージングって、本当に見ていてワクワクするような楽しさがありますね。
自分自身もここ数日気分が若干落ち込み気味だったので、勇気を与えてもらおうと本作を購入。aikoから元気を貰ってます。
私自身は最近の邦楽アーチストで毎回アルバムをチェックするのはaikoくらいですかね。当ブログでもaiko3枚目のアルバム「夏服」と最新作「彼女」をアップしてます。そちらもご参照ください。
本作は2007年1月31日に横浜アリーナで行われたaiko Live Tour Love Like Pop vol.10追加公演のライヴを収録したもので、本当に最新のライブ映像です。
実は私、社会人になって一度もコンサートに行けていないのですが、aikoだけはいずれ行きたいと思っているアーチストなんです。このDVDを見て改めてその思いを強くしましたね。
このDVD、やたらと観客の顔が気になるんです。皆笑顔が素敵なんですよ~。もちろんaikoのステージを所狭しと飛び回るところや、キュートな笑顔も素敵なんですけど、やっぱり観客がいい顔してます。aikoワールドに引き込まれているっていう感じですね。
それからバックバンドも素敵です。aikoらしいロック⑮「ジェット」ではバンド紹介コーナーがあるんですが、これがまたお茶目です。トランペットからギター、ベースまで、すべての奏者が、本日のテーマ「一番盛り上がれる1曲」というお題目に対して、ソロ演奏するのですが、それを観客が1曲1曲評価するんです。
元ドラマーの私としては、「ああ、こういう企画はドラムは除外されるんだろうな」と思っていました。順番はホーン→キーボード→ギター→ベースと来て、残りはドラム。やらないんだろうなあと思ったら、「ドラム!ますけ!」のaikoのコールと供に、お茶目なソロが・・・。いや~、これは一番盛り上がれるかも??やられました^^。是非このシーン見てみて下さい!!
本作には⑫「10th Anniversary Single Medley」といった強烈なシングルメドレーが収録されてます。粗すべてのシングルを網羅したメドレーで、aikoワールドが堪能できますよ。
ハイライトは⑯「瞳」~⑰「シャッター」のエンディングトークでしょう。
aikoが観客を勇気付けるシーンですが、自身が泣いてしまいます。「終わりたくない・・・。」と。
観客も、バンドも、そしてaiko自身もライブを楽しんでいるがゆえのもの。
「せっかくチケットを買ってきてくれているのに何も返せてない・・・」。いえいえ十分元気と勇気を貰ってますよ。このDVDからでもそれは十分伝わってきます。
aikoって真面目だな~と改めて感動してしまいました。
ちょっと元気がほしい人、是非見てください。
追伸:シークレット映像、見れました!!いや~、いいですね。aikoのピアノ弾き語り&トーク。これも見逃せません!!!
本作と関係ありませんが、YouTubeに私の大好きな「カブトムシ」があったのでアップしておきます。
aiko-カブトムシ
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Mr.Children「彩り」(2007)
http://y240.exblog.jp/5730663/
2007-03-17T07:49:00+09:00
2022-01-16T16:59:26+09:00
2007-03-17T07:39:50+09:00
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学生時代、Mr.Childrenが大好きでした。特に「Replay」がグリコ・ポッキーのCM(確かそうだったと記憶してますが違ったかな??)に採用されたときは嬉しかったですね~。
それからミスチルは一気にブレイク。個人的によく聴いていたのは「Innocent World」まで。アルバムでは「Versus」までですね。
それからはなぜか熱心に聴くこともなくなりました。
やっぱり初期のアコースティックな音作りと甘酸っぱいメロディが大好きだったんですね。ですから「抱きしめたい」(↓)「Replay」「Love」「My Life」「CROSS ROAD」といった初期名曲を未だによく聴きますし、カラオケでも熱唄してしまいます。
あれから10年以上が経った昨日、渋谷の街を歩いていたらミスチルの「彩り」が流れてきました。すぐに桜井氏のヴォーカルであることは分かったのですが、いつの時代の曲なのか、分かりませんでした。
それはとてもアコースティックな香り漂うアレンジで、また歌詞も初期を彷彿させる日常のメッセージソング。
♪ただ目の前に並べられた仕事を手際よくこなしてく
コーヒーを相棒にして
いいさ、誰が褒めるでもないけど
小さなプライドをこの胸に勲章みたいに付けて♪
大量な日常の業務を、何の創造性もなく日々こなしていく自分自身を言い当てられたような気がして、ついつい歌詞に引き込まれていきます。
♪なんてことのない作業が回り回り回り回って
今僕の目の前の人の笑い声を作ってゆく
そんな確かな生き甲斐が日常に彩りを加える
モノクロの僕の毎日に頬が染まる 暖かなピンク
増やしていく
きれいな彩り♪
ささやかでも「確かな生き甲斐」。大事ですね~。自分の仕事でも人生でもこれは同じ。ささやかでも「自分の信念」を持ち続けたいと思ってます。ミスチルのこの曲は、そういったことを思い起こさせる名曲ですね!!
ついついギターで弾き語ってます!!
調べたらミスチルの最新アルバム「HOME」に入っている曲なんですね。初期の、あのほろ苦いメロディが詰まったアルバムなんでしょうか??オリコン1位となったようなので気になります。今度チェックしてみたいと思ってます。]]>
木村カエラ「Scratch」(2007)
http://y240.exblog.jp/5614479/
2007-02-26T23:39:00+09:00
2022-01-16T17:01:36+09:00
2007-02-26T23:39:44+09:00
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とにかく個性的なシンガーです。木村カエラ。パンキッシュなヴォーカルはめちゃくちゃかっこいいし、ポップな曲も軽く歌いこなしてしまいます。
昨年はサディスティック・ミカ・バンドにヴォーカルとして参加したことは記憶に新しいですね。
本作はそんな木村カエラが満を持して発表した通算3枚目のアルバム。作詞はすべて本人。
いやいや1曲目の「L.drunk」から強烈です。激しいギターのカッティングから始まるこの曲は、NATSUMENのギタリストであるA×S×Eの作品。パンク系のノリですね~。こんな容姿のかわいい女性が歌う曲ではありません。しかも1曲目。それが木村カエラの凄いところ。
②「Magic Music」は東芝ギガビートのCMソングなので、ご存知の方も多いことでしょう。♪I wanna Get with you くつをならし 高く高くJUMPして あなたにかける Magic Music♪妙に印象に残る歌詞です。木村カエラらしい、語呂のいい歌詞と縦ノリポップス。
③「Snowdome」は最新シングルですね。ミスチルが演奏しそうなポップスで、彼女らしからぬ楽曲。こうした曲もヴォーカルが個性的なので、一気に聴かせてしまいますね。
本人の作曲でもある表題作⑧「Scratch」はちょっと変わった系統の曲ですね。殆どインストで最後にちょっと歌詞がくっついてきます。単調な楽曲ですが、こうした曲に彼女の個性的な顔が見て取れます。こんな楽曲、通常の売れっ子女性ヴォーカリストのアルバムには収録されてませんよ。
私の好きな⑨「SWINGING LONDON」。これはNATSUMENのキーボーリスト、蔦谷好位置の作品で、ビートルズ後期の、あの独特のタイム感覚のノリの曲。本人はそんなこと意識してはいないと思いますが。
そして本作中のハイライトトラック(と勝手に思っている)⑪「TREE CLIMBERS」はご存知、モード学園のテーマソング。これかっこいいですね~。イントロからしてタイトなドラムがかっこいい!エッジの効いたギターも最高。
これはASUPARAGUSのボーカル&ギタ-担当の渡邊忍の作品。彼は木村カエラのバックバンドのギターマンでもあり、この曲ではそんな彼のシャープな楽曲が、クールな木村カエラのヴォーカルにぴったりはまってます。
♪ばれる ばれる 思い まれに まれに けなし♪
この歌詞がクルクル頭を駆け巡ります(笑)。
木村カエラ、恐るべし。作曲陣も個性派揃いで、今の日本のインディーズシーンのかっこよさをえぐり出したような作品です。洋楽ファンも楽しめると思いますよ。]]>
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