1988年3月10日、アンディ・ギブ死去、享年30歳。私自身は殆ど彼についての思い出はありません。私が熱心に洋楽を聴き始めた頃には、既に彼の全盛期は過ぎていました・・・。
そんな私がなぜ彼のことが気になったのか・・・。それは2年前にもご紹介した以下の映像があまりにも素晴らしかったからです。最初、この曲はビージーズの曲かと思ってしまいました。
しかし、それはバリーの「This is the song for Andy」の一言ですぐに理解できました。そしてアンディの幼少期の映像と、メロウなバラード・・・。その感傷的な状況下、1分53秒のところでアンディが登場します。ヴォーカルはアンディ。絶品ですね。
なぜ愛しい弟を救うことが出来なかったのか、ビージーズ自身も相当苦悩したと思います。そういった思いが現れた、見事なトリビュートライヴですね。
もちろんこの楽曲は1978年のアンディのセカンドアルバム「Shadow Dancing」に収録された名バラード。アンディのヴォーカルはビージーズそのものです(当たり前ですね^^)。
それにしてもアンディ、かっこよすぎた・・・。
ビージーズ3兄弟とは違い、一気にアイドル扱いされて、スターダムにのし上がってしまったのがつらい結果となってしまいます。
アンディは1987年9月9日、破産宣告を受けてしまいます。
添付の映像は1987年12月のビージーズの演奏映像です。この「You Win Again」という楽曲は、ビージーズにとっては久しぶりの大ヒットとなりました。アンディにとっては皮肉なタイトルですが・・・。
で、この映像ですが、アンディが映っているとのことで、最初は、最後まで見ても気付かず、もう一度見てみると、冒頭、司会者に挟まれた小太り男性が「See my brother」と言っているではないですか!!! え、まさか、これがアンディ・・・(絶句)。
そしてこの3ヵ月後にアンディは心臓発作で亡くなります。
冒頭の映像、モーリスが健在な頃のものですね。そのモーリスも2003年1月12日に亡くなっております。