1点目は①「Don't Let Him Go」がかっこいいこと。当時は④「In Your Letter」(邦題「涙のレター」ですね)が大好きで、そればっかり聴いてました。ポップス少年だったので、他のロック色の強い曲には関心がなかったのですね。 ①の歪んだギターにリズミカルなドラムのイントロは思いっきりロックしてますね。以降コンサートのオープニング曲の定番となったようですが、それはよく理解できます。いや~、かっこいい。
そして2点目。本作にあのトム・ケリーが曲作りとコーラスで参加していること!トム・ケリーはAORファンにはお馴染みのソングライター。70年代後半から80年代のAORアルバムのコーラスには殆ど彼の名前がクレジットされている筈です。トム・ケリー自身は70年代にフールズ・ゴールドというバンドでデビューし、80年代にはi-tenというバンドも結成してますね。 ハイトーンコーラスに特徴のあるアーチストです。 そのケリーが③「Follow My Heart」と⑦「Out of Season」でメンバーと共作してます。 そしてコーラスでは大ヒット曲②「Keep on Loving You」、前述の素晴らしいポップス④、⑧「Shakin' It Loose」、⑩「 I Wish You Were There」で参加。さらに②、④、⑩ではリチャード・ペイジも参加していました! REOスピードワゴンとケリーとは古い付き合いのようです。REOの下積み時代に、フールズ・ゴールドと交流があったのでしょうかね??