休暇中のお供、爽やかなグッドタイムミュージック!今週は特別休暇を取り、三重県(湯の山温泉、長島スパーランド)、静岡県(焼津市)へ行ってきました。車中のテーマソングに毎回悩むのですが、今回はオーリアンズの2ndを持参しました。
オーリアンズといえば「Dance With Me」ですね。多くのカバーバージョンが存在しますが、私はフュージョンギタリストのアール・クルーのカバーが最高だと思います。
オーリアンズの原曲は彼等らしく土臭い香りがしますね。
さて本作は彼等の1974年発表のセカンドアルバムですが、なぜか発表直前に発売停止となってます。なにかトラブルがあったと思われますが、この後彼等はアサイラムへ移籍し、サード・アルバムを発表。このサードアルバムに本作収録の「Dance With Me」「Let There Be Music」がリメイクされ、その「Dance With Me」が全米第6位のビッグヒットを記録します。
なぜ本作が当時発売停止になったのか不思議なくらい、そのクオリティは極めて高いアルバムです。特に①~④の流れは見事ですね。
①「Let's Have A Good Time」は彼等の典型的なグッドタイムミュージック。R&Bやサザンソウルの影響を受けていることから、非常に演奏がタイトで味わい深いのに、コーラスがイーグルスのように爽やかで、曲も親しみやすいので、1曲目にはふさわしいですね。
サビの後のコーラスが跳ねるような躍動感があり、いいですね~。ドライブにぴったり。
②「Dance With Me」は何の説明も要らない不朽の名作。コーラスも爽やか。
③「Wake Up」はエヴァリーブラザーズを彷彿させるデキシースタイルの曲。ニッポン放送のイルカがDJを務める番組(誰も知らない??)のテーマソングで有名ですね!
本作はロックンロールあり、C&Wありとオーリアンズの多様性をよく現した好盤です。ちなみに⑦「Sunset」はドラマーのウェルズ・ケリー作のバラード。ウェルズがキーボード(これが結構うまい)、リーダーのジョン・ホールがドラムを叩いており、多才なメンバーが揃ってました。
オーリアンズはグッドタイムミュージックを奏でる大好きなバンドです。
そうそう旅行ですが、湯の山温泉では以下のような露天風呂を有する旅館に泊まりました。
また帰りには御殿場で「二色そば」で有名な蕎麦屋で、田舎蕎麦を堪能。麺が割り箸くらい太く(写真右の黒っぽい蕎麦の方)、なかなかの食感でした。