モンキーズに数多くの名作を提供したソングライティングチームのベスト盤モンキーズを聞いていたら、久しぶりにボイス&ハートのベスト盤を聞きたくなり、ほぼ10年振りにCD倉庫から取り出し聞いてみた次第。
ボイス&ハートは60年代に活躍したソングライターチームでトミーボイスとボビーハートのコンビ。モンキーズに数多くの名曲を提供。モンキーズのデビュー曲「恋の終列車」、「Stepping Stone」、「Valleri 」、「Words」、「I Wanna Be Free」、全てボイス&ハート作。
本作品はボイス&ハートのベスト盤で5曲、1975年にDolenz‐Jones‐ Boyce & Hart (ニューモンキーズ)として発表された作品も収録されている。
なんといっても名作⑦「I Wonder What She's Doing Tonight(邦題:あの娘は今夜)」が目玉。この作品は1967年にボイス&ハートの作品として発表されました。イントロのギターカッティングがかっこいい、アップテンポでキャッチーな佳曲で、当時は全米8位のヒットを記録したと思います。
モンキーズのカバーでボイス&ハート作「I Wanna Be Free」、「Teardrop City」、「P.O. Box 9847」も収録。モンキーズとは違うアレンジで楽しめます。
前述の通り、最後5曲は1976年に発表された「Dolenz‐Jones‐ Boyce & Hart」から。日本でシングルカットされた「I Remember the Feeling」はモンキーズを彷彿させる名曲。演奏アレンジも70年代の香りがしていいですね。
ボイス&ハートの知名度は相当低いと思いますが、こうして聞いてみると、いい曲相当書いてますね。改めて感心しました。
尚、トミーボイスは1994年に病気を苦にピストル自殺してます。残念です。