10年以上前に取引先の方から紹介を受けて聞いた1枚です。JAZZにそれほど詳しくなかった自分が、この1枚に衝撃を受けて、以来ビル・エバンスを事ある毎に聞いてます。ジャケットも洒落てますね。
1961年発表のビル・エバンスの名盤。というかJAZZ史上に残る不朽の名盤。
完全なライブ盤で、歓声もまばらななかで、淡々と演奏してますが、ビル・エバンス(ピアノ)、スコット・ラファロ(ベース)、ポール・モチアン(ドラム)のトリオの音が絶妙に溶け合い、実は非常に熱い演奏をしています。①「My Foolish Heart」の静寂感のなかでのイントロから、引き込まれてしまいますね。
このライブ収録後、ベースの天才スコットが不慮の事故で亡くなってしまい、しばらくビルは立ち直れなかったといいますが、確かにトリオの作品は、ビルの数ある作品のなかでも群を抜いてますし、それだけホットな演奏をしていたのでしょう。
このアルバムは私はドライブ中に聞いたことがなく、いつも夜、一人部屋に居るときに聞いてます。