今日は名古屋は雨が降ったり、止んだり・・・。そんななか名古屋ゴルフ倶楽部和合コースへ行って参りました。そうです、あの日本女子オープンがつい先日行われた場所です。優勝者が12オーバーパーであったことでもニュースになってましたね。
その和合・・・、あれから2㎝しか刈っておらず、予想通りラフからの脱出は手こずりました。ゴルフは奥が深いですね。
さてアイアン・メイデンです(唐突ですが^^)。私が洋楽を聴き始めた頃、既にアイアン・メイデンのヴォーカリストはブルース・ディッキンソンであり、ドラマーもニコ・マクブレインに代わっておりました。
(当時「The Trooper」が大好きでした)
ですから初代ヴォーカリストがポール・ディアノと知ったのは、もっと後のこと。アイアン・メイデン→へヴィメタル→長髪というイメージを持っていましたが、ポールはどちらかというと短髪。最初、違和感を覚えたことを記憶してます。
本作はそのポールがリード・ヴォーカルを務めるアイアン・メイデンの記念すべきデビューアルバム。
当然デビューアルバムからジャケットを飾っているのは「Eddie the Head」です。この容姿がなんとも恐ろしい。
彼等はデビュー当時から楽曲のクオリティが高く、メジャーレコードの争奪戦になったと云われております。確かにこのデビューアルバム、新人バンドとしては異常に素晴らしい出来で、一気にアルバム全曲を聴かせてしまいます。
アルバムトップは①「
Prowler」。
曲の構成は凝っており、これがレコードデビューしたばかりの新人とは思えません。楽曲を書いているのはベースのスティーヴ・ハリス。アイアン・メイデンのリーダーであり、彼が現在もバンドを牽引しております。
ファーストシングルは④「Running Free」。
シャッフルのリズムが心地よく、メロディはどちらかというとポップ。いや~、メイデンのツイン・リード・ギターは気持ちいいです。クライヴ・バーのグルーヴも素晴らしい。
シングルだけあって、あっという間に終わってしまいます。
アルバムのハイライトは⑤「Phantom Of The Opera」でしょうか。いきなりイントロからギターとベースのリフのユニゾン。すごいベースです。そしてクライヴが激しくシャッフル系のライドシンバルを鳴らし、リズムをキープします。
しかしこのメロディ、高低が激しく、多分非常に歌いづらいでしょうね(歌おうとも思いませんが)。次から次へとメロディが展開していきます。これぞアイアン・メイデンの真骨頂!
ギターソロとハモって行くスティーヴのベースは圧巻・・・。
アルバムの中では地味な曲かもしれませんが、力強いインストナンバーの⑥「Transylvania」。
かなり好みです。映像でのツインギターとベースの3人の並ぶ立ち位置が何とも言えずカッコイイ。最高だよ~!
エンディングはグループ名と同タイトルの⑨「Iron Maiden」。
スピーディーなナンバーでリフのツイン・ギター&ベースがこれまたカッコイイのです。もちろんメイデンらしく、メロディ展開はベース&ドラムだけのパートとか、結構凝ってます。単純にAメロ、Bメロと展開していかないところが、既に新人バンド離れしてますね。
本作はへヴィメタル好きであれば必ず聴いていないといけないマストアルバムですね。
複雑なメロディ展開の割りには曲は親しみやすく、また拍子抜けしてしまうくらい曲はコンパクト。この辺がこのデビューアルバムが名盤と呼ばれている要因かもしれません。