今回の旅のお供は小坂忠と本作でした。「ペニーレイン」に立ち寄ることを考えた上でのチョイスではなく、たまたま旅行へ行く前日に、いつも立ち寄るCDレンタルチェーン店で50円(!)で中古購入したもの(ちなみに小坂忠のベスト盤も100円でした)。最初は背中のタイトルを見たとき、単なるヒット曲の寄せ集めベストかと思ったのですが、手にとってみると、なんとあのエイティーズファンには懐かしい「スターズ・オン」ではないですか。CD化もされていたんですね。
軽快なディスコビートにビートルズメドレーが流れてくるもので、眠気覚ましにはぴったりのアルバムでした。
このイントロ、懐かしい~。私が洋楽を聴き始めた頃に流行っていた楽曲です。しかもビートルズの楽曲については、この曲のお蔭でいろいろと知ることになりました。あまりにもこの曲のイメージが強すぎるので、オリジナルを聴いても、メドレーにおける次の曲を連想してしまいます^^。
もちろんこのブログをご覧になって頂いている40代の方々は、このメドレー全曲名が言えますよね??
それにしても、今聴いてもジョンの声なんかそっくりですね。このスターズオン、オランダのロックバンドのゴールデン・イヤリング(Golden Earring)のドラマーであったヤープ・エッゲルモント(Jaap Eggermont)がプロデュースしたもので、当時は覆面バンド的なミステリアスな感じだったと思います。
下のアップした楽曲はシングルヴァージョンで、なぜかイントロにショッキング・ブルーのビーナスとアーチーズのシュガー・シュガーが流れます。ショッキング・ブルーはオランダ出身のバンドですからね。
https://www.youtube.com/watch?v=cW1wp4Dd0Ow 当時「No Reply」なんかはこの曲から知り、オリジナルを後から聴いて、「こんな曲だったのか」と、なぜか違和感を感じた記憶がありますね。
YouTubeを見ていたら、このスターズ・オンのライブ映像がありました。ライブといってもショー的な感じですが、リンゴが歌う「With a Little Help From My
Friends」が挿入されているではないですか? 確かオリジナルにはこの曲、収録されていなかった筈。しかもエンディングは「Hey jude」ですか。
ところでこのアルバム、ビートルズ以外にもアバ、スティービー・ワンダー、ローリングストーンズ、シュープリームスといったメドレーが収録されてます。どれもそっくりですね。
当時私の記憶では、ビーチボーイズが自らのメドレーを発表し、そこそこヒットしていたように思います。あとクラシックのメドレーも流行りましたね。どれも懐かしい~。